待機状態から追従状態に入る場合は、主人と一定の距離が開くことが条件です。
この距離を自由に変更することができます。
FollowDistanceの値によって、ホムンクルスが主人の追従を始める距離を設定できます。
デフォルトでは3になっており、主人との距離が3セルまでは待機状態、4セル以上で追従し始めることになります。
これは、追従時の目標点を決定する値のChaceDistanceと独立しますが、
値を指定する場合必ずChaceDistanceより低い値にしないようにしてください。
例えばChaceDistance=2なら、FollowDistanceは2以上にしてください。
この時1にすると、追従状態から抜け出せなくなり行動に支障をきたします。
「等速追従に関する変数」カテゴリ内、以下の変数によって設定。
FollowDistance = 3 主人との距離が指定セル以内で待機
主人を追従し始める距離を設定
移動命令に休息命令を付加する
Alt+地面右クリックで移動命令を行うと同時に、Alt+Tで休息命令を与える機能です。
MoveToStayをtrueにすると、移動命令を与えた場合移動先で休息状態になり、
Alt+Tを押すまで通常状態に戻りません。
デフォルトではこの機能はオフ(false)になっています。
「その他の変数」カテゴリ内、以下の変数によって設定。
MoveToStay = false 移動命令にAlt+Tを付加するか否か
SP自然回復待ち
この機能は、ホムンクルスが同じ座標に居る(移動していない)時間が一定時間以上4秒以下のときは、
追従などの動作を一時停止して4秒時点のSP自然回復を待つというものです。
※ホムンクルスのSP自然回復は、「移動しない状態で4秒毎」です。
例えば、同じ時点に2.5秒居た場合、2.5 秒~4秒までの間にあらゆる自律的な追従動作
(主人への追従、敵の追跡、セル重複回避など)を行う条件が成立しても、4秒経つまではその場に留まり続け、
4秒経ったら(SPが自然回復したら)動き出すということです。
SPRを重視して行動したい場合はこの機能を使うと、若干SP回復効率が良くなるかもしれません。
タイミングによっては索敵や移動がスムーズに行かなくなることがあります。
デフォルトではオフ(false)になっていますので、お好みでオン(true)にしてください。
この機能を使う場合は、SPR_Rateで指定した%以下の時にSPR待ちをするように設定できます。
デフォルトではSP量が80%以下の時に行うようになっています。80%以上のSPがあるときは、SPR待ちをしません。
また、待ち始める秒数もSPR_Waitで指定可能です。デフォルトでは3秒になります。この値は必ず4未満にしてください。
また、値を小さくしすぎると動きが悪くなったり、まったく動かなくなったりする恐れがありますのでご注意ください。
「SP回復待ちに関する変数」カテゴリ内、以下の変数によって設定。
WaitSPR = false SPR待ちをするか否か
SPR_Rate = 80 SPが指定%以下の時にSPR待ちをする
SPR_Wait = 3 指定秒以上移動しなければSPR待ち
戦闘中、敵や主人と座標が重なった場合は移動する
戦闘中にセル重複を回避し、PPなどを当てやすくします。
バースリーやドリアードなどのウェブ攻撃で移動不可になっている時は、移動不可状態を判別して
セル重複していてもそのまま攻撃を続けます。
残念ながら仕様上アイテムとの重複を避けることは出来ません。
この機能のはデフォルトではオン(true)になっていますが、HateOverlapをfalseにすればオフにすることも出来ます。
また、その時移動するセル数もAwayStepで設定可能ですが、あまり長い距離を指定してもすぐに攻撃動作に戻るため
あまり意味はありません。
デフォルトで「主人に対してターゲット中の敵の後ろ側」に向かって移動します。また、絶対座標移動も可能です。
この切り替えはAwayTypeで指定します。デフォルトの相対座標移動は1、絶対座標移動させる場合は0にしてください。
また、絶対移動の時は東>南>西>北の優先順位での移動ですが、これもある程度変更できるようになりました。
AvoidDirectionの配列を変更することで、東西南北だけでなく斜め方向も含めた8方向への移動を好きなだけ指定できます。
デフォルトでは従来どおりの動きになっていますが、例えば
AvoidDirection = {{x=-1,y=0},{x=1,y=0},{x=1,y=0},{x=0,y=-1}}
と変更すると西>北>東>南の優先順位で移動するようになります。
また斜め方向は{x=1,y=1} が北東、{x=-1,y=-1} が南西といった指定になります。
この変数の指定はややこしいので、よくわからなかったらあまり触らないほうがいいです。
「座標重なり回避に関する変数」カテゴリ内、以下の変数によって設定。
HateOverlap = true セル重なり回避をするか否か
AwayStep = 2 重なり回避する時の移動セル数
AwayType = 2 重なり回避する時の移動セル数
AvoidDirection = {{x=1,y=0},{x=0,y=-1},{x=-1,y=0},{x=0,y=1}} 移動ベクトル指定