回復系のスキルを持つホムンクルスの場合は、主人のHPが指定%以下の時に自動的に回復スキルを
使わせることが出来ます。リーフの場合は治癒の手、バニルミルトの場合はカオティックベネディクションが発動します。
デフォルトではこの機能はオフ(false)になっています。AutoRecoverSkillをtrueにすると、主人のHPが
AutoRecoverHPで指定した数値%以下になった時に該当スキルをそれぞれ使うようになります。
ただし、これらのスキルの使用にはそれぞれ以下の条件があります。
治癒の手:
スキル1回につきレッドスリムポーションを1個消費するので、数には気を配ってください。
スキル使用判定があっても主人が回復していない場合は、「レッドスリムポーションを所持していない」と判断して
自動的にオートリカバーをオフにします。また、スキルの仕様上「緊急回避」のディレイや「メンタルチェンジ」の
ディレイ時間中は、治癒の手は使用できませんのでご注意ください。
カオティックベネディクション:
自分・主人・Mobのうちからランダムで対象指定してヒールをかけるスキルですが、
Mobが居ない時に使えば自分か主人のみ判定になるようです。よって、デフォルトの設定では無駄を避けるためや、
他人と交戦中のMobに無闇にヒールしてしまわないように、画面内にMobが居る場合はオートリカバーによる
カオティックベネディクションは使用しない設定になっています。設定で画面内にMobが居ても使用するようには出来ますが、他人と交戦中の(ターゲットがフリー・自分たちではない)Mobが居た場合は設定オンにしていても使用しません。
「オートスキルに関する変数」カテゴリ内、以下の変数によって設定。
AutoRecoverSkill = false 自動回復系スキルを使うか否か
AutoRecoverHP = 50 主人のHPが指定%以下になると発動
RecoverLevel = 3 指定のスキルレベルで発動
主人に合わせて、同時にスキル攻撃を行うための機能です。デフォルトではオフ(false)になっています。
攻撃スキルを習得している場合、CrossFireをtrueにすると、主人のスキルモーションに反応して
攻撃スキルを使うようになります。
主人のスキルが何であるかは問えないため、ラウドボイスなどでも反応します。
また、クロスファイアはAutoAttackSkillがfalseの時は発動しません。
オートスキルなどによるスキルディレイ中も発動しません。
なお、主人のモーションが短かったり、タイミング次第では不発することもあります。
「スキル使用に関する変数」カテゴリ内、以下の変数によって設定。
CrossFire = false クロスファイアするか否か
平均戦闘時間の記録を元に、戦闘時の時系列に沿ってオート攻撃スキルの発動率を変化させることが出来ます。
平均戦闘時間を25%刻みで区分し、現在の経過戦闘時間によってAS発動率に任意の倍率をかけられます。
1なら等倍、0にすれば使いません。
下記変数群は、AI本体での初期定義に使用する変数です。
設定エディタを使用する場合、スキルごとにこれらの設定を行えます。
ASP_MagniT = {1, 1, 1, 0.5, 0, 0, 0, 0, 0} -- スキル倍率の変動倍率指定
※例
ASP_MagniT = {1, 2, 2, 1, 0.5, 0, 0, 0, 0}
これは、現在の戦闘時間経過が
平均の0~24% ⇒ AS確率1倍
平均の25~49% ⇒ AS確率2倍
平均の50~74% ⇒ AS確率2倍
平均の75~99% ⇒ AS確率1倍
平均の100~124% ⇒ AS確率0.5倍
平均の125~149% ⇒ AS確率0倍(使わない)
平均の150~174% ⇒ AS確率0倍(使わない)
平均の175~199% ⇒ AS確率0倍(使わない)
平均の200%以上 ⇒ AS確率0倍(使わない)
という意味になります。
時間経過でカットだけでなく、倍増も可能です。
これも値域はありませんが、あまり高くしすぎるとほぼ100%発動になりますし
低くしても発動しなくなります。0~2ぐらいまでが丁度いいと思います。