敵ごとにオートスキルのレベル、発動率など、細かな個別設定をする操作です。
これらのデータはMob.luaに保存されます。
総合ツールのMob設定エディタを使えば、ゲーム外でもこれらの設定を編集することができます。
複雑な操作の場合は、エディタの利用をお勧めします。
オートスキル攻撃をしない敵を登録
手動でムーンライト(カプリス)Lv1を使用すると、その相手を「オートスキルを使用しない相手」として登録し、
以後その敵に対してオート攻撃スキルを使用しなくなります。
他の登録操作と同様、既に登録されている敵にムーンライト(カプリス)Lv1を使用すると、登録が解除されます。
敵ごとに固定のスキルレベル指定
Alt+Tによる休息状態の時に手動でスキルを使用すると、その敵に対する固定スキルレベルを設定できます。
登録の際に使用したレベルが登録されます。同じレベルでスキルを使うと、デフォルトの設定に戻ります。
この登録操作を別の操作に割り当てた場合は、操作を行うとLv1が登録され、操作1回ごとにLvが1ずつ
上がっていきます。操作を5回でLv5に固定になり、更にもう一度操作をすると固定無しの設定依存に戻ります。
この固定レベルはSetSkillLevelの設定値や、 AutoAdjustによる調整を一切受けない完全に固定のものになります。
フルスキル対象登録
これによって登録された相手は、以後直接攻撃をせず遠距離からスキルのみで攻撃するようになります。
援護射撃モードとは若干違い、敵が近づいても逃げません。また、使うレベルは固定で指定し、
敵ごとに固定のスキルレベル指定と同様の登録動作になります。
この登録機能はデフォルトでは操作に割り当てられていません。利用したい場合のみ、登録操作カスタマイズにて、
操作変更して使ってください。
詠唱妨害する敵を登録
手動でムーンライト(カプリス)Lv2を使用すると、その相手を「詠唱妨害する相手」として登録し、以後戦闘中または
ターゲット追跡中に相手が詠唱を行うとスキル攻撃により詠唱妨害を試みるようになります(詠唱妨害の項目参照)。
他の登録操作と同様、既に登録されている敵にムーンライト(カプリス)Lv2 を使用すると、登録が解除されます。
特殊強化スキルを使う相手を登録
一部の強化スキルは特定の相手にのみ使う方が有効であるため、個別に登録することで自動使用するようになります。
主人が座っている時にShift+Alt+対象右クリックによって登録されます。
登録はスキルの使用レベルも兼ねており、登録操作を繰り返すと使用レベルが1ずつ上がり、5まで上がると0
(非使用)になります。
したがって、例えばある敵と戦う時はLv3のオーバードスピードが使いたい場合は主人が座っている時に
Shift+Alt+対象右クリックを3回行ってください。
解除したい場合はそこから更に同じ操作を3回すれば、 Lv4→Lv5→非使用と切り替わっていきます。
リーフの場合はスキルレベルの調整は必要ないので、2回目の登録操作ですぐに非使用になります。
登録中はホムンクルスが主人の1マス北へ移動して合図し、非使用になる(登録解除される)と主人の1マス南へ移動して合図します。
これらの登録機能はさまざまな操作に割り当てられていますが、この操作への割り当てをある程度カスタマイズ
することが可能です。デフォルトでは以下のようになっています。
これは上記マニュアルにて説明されている登録と操作方法に対応している状態です。
「登録操作系編集に関する変数」カテゴリ内、以下の変数によって設定。
ALT_SHIFT_CELL_CLICK = EDIT_FRIEND -- Alt+Shift+地面右クリック
ALT_D_CLICK = EDIT_RANK -- Alt+対象ダブル右クリック
ALT_D_CLICK_SIT = EDIT_BONUS -- 主人が座ってる時,Alt+対象ダブル右クリック
ALT_SHIFT_CLICK = EDIT_RAID -- Alt+Shift+対象右クリック
ALT_SHIFT_CLICK_SIT = EDIT_FRIEND -- 主人が座ってる時,Alt+Shift+対象右クリック
ALT_T_SHIFT_CLICK = EDIT_IGNORE -- 休息状態時,Alt+Shift+対象右クリック
ATTACKSKILL_LV1 = EDIT_SKILL -- 攻撃スキルLv1を使用
ATTACKSKILL_LV2 = EDIT_CAST -- 攻撃スキルLv2を使用
ALT_T_ATTACKSKILL = EDIT_SKILL_LEVEL -- 休息状態時,攻撃スキルを使用
コメントは操作の方の説明になっています。これはどういう意味かというと例えば
ALT_SHIFT_CLICK = EDIT_RAID — Alt+Shift+対象右クリック
この部分はAlt+Shift+対象右クリックという操作にEDIT_RAIDすなわち先制攻撃する敵を登録する機能が割り当てられていることになります。
機能に関する定数は以下のようになっています。
EDIT_NONE -- なにもしない
EDIT_FRIEND -- 友達登録操作
EDIT_SKILL -- スキル使用可否操作
EDIT_SKILL_LEVEL -- スキルレベル登録操作
EDIT_IGNORE -- 無視設定登録操作
EDIT_RAID -- 先制攻撃登録操作
EDIT_BOOST -- 特殊強化対象登録操作
EDIT_CAST -- 詠唱妨害対象登録操作
EDIT_RANK -- 優先度増加操作
EDIT_BONUS -- 手加減対象登録操作
EDIT_FULL_SKILL -- フルスキル対象登録操作
EDIT_FRIEND_ALL -- 画面内一括友達登録
EDIT_FRIEND_DEL -- 友達リストクリア
よって、EDIT_~の定数を入れ替えることで操作系も入れ替えることが出来ます。例えばデフォルトでは通常時にレベル1攻撃スキルの使用が詠唱妨害対象の登録になっていますが、
ATTACKSKILL_LV1 = EDIT_IGNORE — 攻撃スキルLv1を使用
このように書き換えると、レベル1攻撃スキルの使用で無視する敵・逃げる敵登録を行うようになります。
また、必要ないと思った登録操作には EDIT_NONEを割り当てることで無効な登録操作にすることも出来ます。
これらの操作変更を行う際は必ず以下の点に注意してください。
- 友達登録(EDIT_FRIEND)はスキル使用による登録系に割り当てられません。
性質上、スキル使用の操作で他PCのIDを取得出来ません。
- 攻撃系スキルによる登録はフィーリル、バニルミルトしか実行できない操作です。
アミストル、リーフでは割り当てても実行できません。
カテゴリー : AI機能, 操作系設定
タグ : 操作系, 登録操作