CoccoAI

今のところうちのAIは画面内即沸きに対してターゲッティングを控える仕様になってます。
※予備知識
１．MobのIDは死亡時に100000-ID（以下反転IDとする）の数値のオブジェクトに変化する（10万ルール）
２．しかしV_MOTIONでMOTION_DEADを取ろうとすると、素のIDを入れなければならない
３．反転IDでV_MOTIONを取ると0が返ってくる（死体が残っている間）
４．死体が消えたorそもそも画面内に居ない場合の反転IDのV_MOTIONは-1
５．画面内即沸きの場合、AI内部でのターゲット情報はすべてリセットされない
６．すなわち即沸きMobがこちらをタゲっていた場合、AIは即沸きした後のMobもまだこちらをタゲっていると認識する
７．また、主人が即沸きMobをタゲっていた場合、死亡→即沸き後もまだ主人が即沸きMobをタゲっていると認識する

さて、上記条件を踏まえたうえで。
　通常の狩場では即沸きMobが居てもあまり近距離で沸かなかったりするため、上記６、７のようなターゲット問題はあまり考慮しなくてもよくなります。
　ただし、万一のこともあるため、極力トラブルを回避したいので、死亡モーションのIDと、反転IDのオブジェクトが画面内にある場合、素IDのMobはターゲットを控えるようにしています。なぜなら、画面内で即沸きされた場合、AI的には一瞬でその敵が”死亡モーションを取りながら移動”したとしか認識できないからです。ここで死亡モーションの条件を排除しておかないと、他のプレイヤー等の近くに沸いて攻撃を開始されたとしても、少なからずこちらのターゲッティング条件を満たしてしまい、ホムも攻撃に向かってしまうため、ものすごく横殴りの危険性があるわけです。というか遠距離初撃スキルとか設定してると間違いなくやっちゃいます。
　実際横殴らなかったとしても、とりあえずホムは全力で即沸きMobに向かってしまうので、なんとなく微妙な空気になりがちです。
（ちなみに反転IDを除くのは、既にただの死体であるオブジェクトをターゲッティングしてしまわないためです）
　ということで、Mobの死亡時にAI内部でターゲット情報がリセットされるのであれば、即沸きに対してこんなに配慮する必要は全くないのですが、あいにくそういう仕様ではないらしいので、極力トラブルを避ける設計をしたい自分としては、即沸きに対して遠慮する方針でいきたいところです。他プレイヤーが多い狩場なら尚のこと。
　ところで、件の書き込みの方はおおよそ例の即レス地点で狩りたいようだと見受けますが、あれは何と言うかカオスですねえ。先日やっとモスコビア上陸して見物してきましたが、いやはや。
　上記予備知識の２～４あたりの検証にとちょっと即レスを観察してきましたが、あれを見るとやはり本件の問題を解消しようとするとどうしても横殴りしますね。高確率で。
　そんなの関係ねーで通せるものなら、各自カスタマイズすればいいとおもいます。僕はやりません。(･ω･)